ありふれてたはずの世界に
いつも君がいたんだ
むじゃきな笑顔に包まれてたんだ
いつもいつも君の笑顔に
kissyou××× 〜一日遅れの誕生日〜
僕たちは一学期を終わらせ長い休みに入り
僕の大切な彼女も一度日本に戻って
休み中から梟便が届いた
僕は直ぐに返事を書きヘドウィックに手紙を頼んだ
「静かに行くんだよばれると大変だから」
それが何回も繰り返される楽しい二人だけの手紙
でもこの頃パッタリ手紙が届かないようになった
どうしたんだろうと心配になって自分からも
送ってみたりしたが返事が返ってくることはなかった
「何か手紙に嫌われる事でも知らず知らず書いてたのかな?」
と不安な毎日といって嫌われる様な事は書いてないはず
そのまま時は過ぎホグワーツの三学期が始まるまで後1日
明日は会えるそう思うと楽しみで
汽車の中――――――――――――――――――――――――
「そうだ!探さないと」ハリーは汽車の中を探してみた
がの姿はなかった
「あれ?」
「ハリー何してるんだい(の)?」
後ろを振り向くとロンとハーマイオニーが不思議そうにこっちを見てた
ハリーは二人の前に座ると口を開いた
「の姿が見えないだ」
「そういえば私たちも会ってないわ」
「汽車にも乗ってないみいだし」
「汽車にも?!」
「向こうで何かあったのかしら?」
――――――――――――――――――――――――――――――――
ホグワーツに到着し僕たちは寮に荷物をおろし
懐かしい友達や寮の仲間と夕食を食べた
でもハリーはがいないことがとても心配で
食事もろくに食べなかった
ロンとハーマイオニーはハリーが心配だった
「ハリー僕たちも戻ろう」
「うん」
3人は廊下に出た
は何してるんだろうどうしたんだろう
ダンブルドア先生なら何か知ってるかも
「ごめん先戻ってて」そう言ってハリーは走って行った
ハリーはダンブルドア先生の怪獣像の前に立った
『レモンキャンデー』
そう言うと怪獣像は生き物になりその背後にあった壁が
左右に動き壁の裏には螺旋階段が現れハリーは
急いで飛び乗った
螺旋階段はエスカレーターのように上がっていく
ハリーは石の螺旋階段の一番上で下りた
「ダンブルドア先生?」
「先生?」
校長室のドアが開いた
「どうしたんじゃハリー」
「先生にお聞きしたい事があるんです」
「Msの事じゃろぅ」
図星な事で・・・ハリーは思わず顔を赤くした
「Msは何か向こうで問題がおきた様でしばらく此方に戻ることはできんらしい」
「問題?」
「すまんが詳しいことは言えんでも心配することはない
今すぐとは行かないがちゃんとここに戻って来るんじゃから」
「今日はもう遅いさぁ寮に戻りなさいハリー」
「はい」
ハリーは寮へと戻って行った
――――――――――――――――――――――――――――――――
寮に戻るとロンが待っていた
「ハリー何処に行ってたんだい?」
「ダンブルドア先生のとこ」
「えっっ何かしたの?」
「ううんの事をね」
「あぁそれで何だって?」
「それが良くわからないんだけど向こうで問題がおきてては
しばらく戻って来れないみたいなんだ」
「問題?」
「うんでも良く聞けなかった」
「そっか」
その夜ハリーはなかなか眠れずにいた
――――――――――――――――――――――――――――――――
君は今何をしてるの?
僕は君がいないともう・・・・
新学期が始まってからほぼ一ヶ月がたった
「帰って来ないわねもう一ヶ月もたつのに・・・」とハーマイオニー
「月になっちゃったよ ハァ・・・」とため息をつくロン
「今日何日だっけ?」とハリー
「日だけど」
ハリーは何か思い出したようで・・・
「今日の誕生日なんだよね」
そう言いながらポケットから二つの細いシルバーリングをとりだした
「今日に渡すはずだったのにな」
「ごめん先戻るよ」
ハリーは一人部屋に戻っていった
「ねぇロンもうハリーは私たちが側にいても駄目みたいね」
ため息を付きながらハーマイオニーは言った
ハーマイオニーがロンにそう問いかけると何かを思うかのように口を開いた
「僕・・・ああなる気持ち分かるなぁ・・・・やっぱり自分の側には一番好きな人が居てくれなきゃもし君がみたいに帰ってこなかったらハリーみたいになってるよ僕・・・」
・・・・・・はぃ?
「///そう」
――――――――――――――――――――――――――――――――
夜・・・・・・
また一日が過ぎようとしていた
ハリーは眠れなくて一人で夜道を散歩していた
よくと行った大きな木のある庭に行った
「・・・・・・・もう僕本当君が居ないと・・・・駄目みたいだ・・・・・こんなに・・・寂しい気持ちは初めてだよ・・」
ハリーは思わず涙を流した
今まで一緒に居るのが『普通』だったからこんな事全然想わなくって
でもこんなに長く離れると君の笑顔が見たくて
君の声が聞きたくて君に触れたくて
「―――ッ」
「?」
「ハリー―――」
「?!」
走ってくる彼女を見て僕は今まであった気持ちが一気に溢れた
ドサッ・・・
「ハリー・・・・」
はハリーの体に顔を埋めた
ハリーもを優しく抱き返し
「やっと会えた」
「ずっと会いたかったよ」
「私もよハリー」
「の声がずっと聞きたかった」
「ずっとこうやって抱きしめたかった」
「だから今をこうやって抱きしめてる事がとっても幸せだよ」
「ハリーごめんね」
「ううん良いんだよこれからずっと一緒に居れるんだから」
「あっっ」
「どうしたの?」
ハリーはポケットからシルバーリングを取り出した
ハリーはの左手を取り薬指にリングをとうした
「これ・・・」
「1日遅れだけど・・・」
「ハリー・・・」
「お誕生日おめでとう」言葉と同時にハリーはの
唇にキスを落とした
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君と居るだけで なんとなくだけど強くなれるような気がするよ
届かない場所も 二人でいたなら必ずいけると思う
けれどこの不思議なチカラを形にするのは僕だから
その瞳に映り続けるために・・・
抱きしめたらKissをしよう この想いを確かめて
いつまでも変わらずにいること 伝えるような
君と僕のKissをしよう 他の誰も代われない
僕がそこに ずっといると信じていて
抱きしめたらKissをしよう 昨日までのすべてを
なにもかも許せると 心がいえるような
君と僕のKissをしよう 感じるその瞬間に
永遠さえ きっとあると信じられる
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題材-EXILE-
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